こんばんは。今日は午前中から涼しくて、こりゃ風が出るかなと思いながら飛行場に行きました。飛行場に着くと、案の定すごい強風です(推定8〜10m/sec)私が着いたころには雲行きも怪しくなり、いつ降り出してもおかしくない状況。今日はどうしても新しく入手した3種の新モーターのテストがしたくて急いで準備しました。まず、新しいパーツをつけた場合の最初の儀式、電流測定です。今まで使用していたAXI2826/10モーターと同じパワー値20.5%からスタート。スタートボタンを押すとしばらくして回り始め、シュルシュル〜ギュイーン〜グオーン!とすごいパワーです。電流は28A付近まで上がりましたが、それよりもいつも使っている定番のE研12×6リバースペラの回転数が尋常ではありません。こりゃ回りすぎだー!とあわてて回転が上がりきる前にストップ。次にパワー設定を15%まで下げると、電流値27.5A・回転数普通…いくら助手に機体を持っててもらっても一緒には計れませんね(笑)さて、初飛行です。タイム設定はフルタイム60秒です。飛び上がるとオーバーパワーです。宙返り〜逆宙〜横八を強風による引っ張りに耐えながら行なったところでストップアラーム。着陸後すぐにモーター温度測定、46℃でこれならOK。電池とアンプも30℃台で問題なし。そのままパワー設定を12.5%まで下げてフルタイム60秒で再飛行。よしよし!これならOK、機体は強風で加速しますが、エンジン機の比ではありません。エンジン機なら手に負えないくらいどんどん加速していきそうな超強風の中でもプロペラ回転は磁力によってある程度以上は上昇せず、引き起こし高度を合わせるのも楽チンです。このあたりはエンジンには真似の出来ないところですね。次にそのまま4分30秒のフルタイム飛行。すぐ横の大きな橋からの乱気流に揺れながらも全パターンを無事こなしました。飛行後にワイヤーを巻いた直後に土砂降りになりましたが、すぐ橋の下に避難したんで濡れずにすみました。ラッキー!結果、このモーターもしかしたらすごいポテンシャル持ってるかも…まだまだ調整が必要ですが、可能性を感じてワクワクです。エンジン機の場合、特にスイッチングが明確に出るセッティングの時には、無風〜中風のときには都合がよいのですが今日のような超強風のときには風による加速でエンジンの回転が楽になった分、4サイクル運転域が広がるほどプロペラ回転数はどんどん上がっていきます。遠心力によって燃料が余計に送り込まれたために、エンジンは力を出せる条件になるんですね。ただ、例外はレトロエンジンに代表されるクロスフロー高圧縮のスタントエンジンですね。クロスフロー高圧縮のエンジンは加速によって回転数が上がろうとすると早期点火による不完全燃焼を起こし(と思います)ガガガッとブレーキがかかったように回転数が頭打ちになります。燃焼温度の低いシニューレ掃気のエンジンではこれは難しいでしょうね。ですから、シニューレ掃気のエンジンはパイプと同調させることによって排気をおさえて回転数を頭打ちにさせ、加速を抑えて一定速度の演技を行なおうとしていると思います。ただ、このように調整するには非常に細かい高度な各部の調整が必要になってきます。電動の場合はモーターの出力(W)とKV値、プロペラのピッチによって回転数と飛行速度がほとんど支配されます。ということは、条件さえそろえて設定すれば誰でもこの一定速度の飛行感覚が味わえるということですね。電動にすればすべてがパーフェクトだとは思いませんが、良い飛行をするための近道であるということだけは事実でしょうね。ということで、新型モーターの外形はAXI2826のコピーです。付いているベアリングの精度がいまいちで、グリグリとにぎやかな回転音がしますので、これを国産高級ベアリングに交換し、各部に調整を施して安価な特製モーターとして販売予定です。お楽しみに!