素朴な質問です。高価な充電器を複数持てるはずも無く、前夜にしこしこ約1時間/リポで4個なら4時間以上かけて充電しています。フル充電で24H以上おくのは危険との常識からですが。そのような”リポでやってはいけない事”には無い以下のような方法は、アリでしょうか?1週間かけて時間のある時にフル充電ではなく80%ほど充電しておき、前夜に残り20%を充電する。もちろん80%充電で最悪1週間放置の可能性アリです。どなたか経験則でも結構ですので情報をいただければ幸いです。
こんにちは。リチウムポリマー電池(通称リポ電池)は、過充電や過放電をすると能力が低下したり、膨らんだりしてくると言われています。その他、衝撃を与えたり無理に曲げたりして、内部の電極がショートすることによっても傷みが起きます。では、同じような性能特性を持つリチウムイオン電池は、携帯電話に使用され、追い充電を毎日のように繰り返しながら過酷に使われているのに、なぜ安全性が高いのでしょう?まず、リチウムイオンとリチウムポリマーの違いは、電解質に液体(イオン化した)を使うか、ゲル(半固形)状のポリマーを使うかの違いです。リポの場合、電池から液が漏れ出す心配がないので外皮をポリエステルのような柔らかいものに出来ます。イオンの場合は携帯でご存知のようにアルミケースでないと液漏れや極板ショートが起きやすくなります。次に、携帯電話に使用されているリチウムイオン電池は、満充電の80%までで充電をストップする回路が電池パックの中に組み込まれています。そして、使用して電池が減ってきたときには、空になる前に放電をストップする回路が今度は携帯電話機の中に組み込まれています。これでお解りですね、過充電・過放電をしなければ、リポ電池も携帯の電池と同じように驚くほど長持ちするということです。そして経験上、80%の充電状態であれば、電池にはほとんど悪影響を与えることなく保存が可能です。ただ、この80%という数値は目安でしかなく、実際には電圧で確認することが大切です。リポ電池の場合は、満充電時のセル電圧を4,20V。空になった状態を3,50Vとしていることが多いです。と、いうことは80%の充電状態は4,06Vとなりますね。ですから、バランス充電をして4.06V付近の電池を一週間くらいそのままにしておくのはまったく問題ないということです。では、なぜ今まで保存時は3,8Vが良いとさんざん書いて来たのでしょう?その理由は、携帯電話の電池との大きな違い…我々の模型に使うリポはほとんどが多セル直列で使用するからです。多セル直列リポのウイークポイントは、セル間のバランス取りがめんどくさいことです。このバランスが崩れてくると、見かけ上の直列電圧は正常でも、過放電や過充電を起こしているセルがある可能性が大きいです。で、バランス充電をするにあたって3.80Vから4.20Vの間にバランスをとるのと、4.06Vから4.20Vの間でバランスを取るのとどちらがきれいに揃えやすいですかということです。電池の残量についても同じようなことが言えます。全体の直列電圧だけを見て、残り10%とか12%とかの数値を目安にするのは危険です。ちゃんと各セルの電圧を見ていてあげましょう。以上、長くなってすみません。
E研さん大変にわかりやすい説得力のある説明ありがとうございます。これで、平日未使用だった高価なバランス充電器を有効に使えそうです。