『お元気ですか。こちらは前と変わらず、子供達もみんな元気です。男の子が好きな女の子をいじめちゃったりして、私もちょっと困ったりしてるんだけどね。最近、肌寒くなってきました。みんなも衣替えの季節です。ちくBドルちゃんもどうか体調を崩さないよう気をつけて、自分のやりたいことを頑張って続けてね。いつかまた一緒に―――』ここで、アタシは手紙を読むのをやめた。別に、めぐみからの文面がいやになったわけでもない。単に、この優しい手紙を向けられているのが。自分だということに虫唾が走っただけのこと。――――――「……」ちゅんちゅんと、鳥の音が聞こえる。ヘンドンマイアの一角にそびえる大木を背に、アタシは佇む。手の中に握り締められたのは親友からの手紙。それをアタシは―「何をしている」「…あ?」妙なタイミングで声をかけられたせいか、アタシの返事はそんな、ぞんざいなものになっていた。「…曲がるか。後ろから話しかけんな。」「喧嘩屋の立ち振る舞いなどオレの知ったことか。」言いながらカチリ、と自身の後ろに控えさせていたロボットの電源を落とすオレ曲がる。鈍く光るサングラスは、その表情を伺えさせることはなかった。「これから戦地へ向かうという時に、そのように塞ぎ込まれていたら同行するオレが困るんだが。」「っっ!なっ・・・!!」「大方、のだめぐみからの手紙でも読んでいたんだろう?お前がそんな顔をするのは、決まってその時だからな。」「…ッ。ああ、そうだよ」続けざまに向けられる指摘に、アタシの反論する意思はもみ消された。くしゃっと手紙をポケットに突っ込み、男へ向き直った。「まああんたにゃ関係な…くはないのか?そういやちょくちょく手伝いに行ってるって話しを聞いたんだが」「ああ、そうだが。かわいいものだよ子供達は。」「くくっ…あんた、顔に似合わねえことしてんなあ」「顔に似合わない仕事をしてるのはお前も同じだろう」などと、お互いけん制しあう。「知るか。アタシはガキなんて嫌いなんだよ。」「この間までのだめぐみと一緒に保母をやっていたとは思えない発言だな」「…気まぐれだよ、気まぐれ。結局、自分の心を満たすだけの材料だよ。」「自己満足結構。さて、どこへ向かう?」…ことごとくアタシの調子を狂わせる男。こいつ、本人もロボットなんじゃないか??「うーむ。あの気色悪い人形オタクを相手にするのも飽きてきてたんだ。そろそろ、どでかいゴーレム狩りといこうか」「了解だ。では、天城前でな。」散り散りに去っていくアタシ達。なんだか今日は、特に力が入りそうだった。――――――――「あー…っと」くそマズイポーション、実は味が気に入ってる珊瑚ゼリー、力が湧き出るなんとかパワーなんとかも持った。「っし。んじゃ行きますか」露店街を後にし、踵を返そうとしたその時だった。「おいこのクソガキ!!!勝手に人様の物持ち出しやがって!!!」と、脇から怒号が聞こえてきたのだった。「ご…ごめんなさいっ…ごめんなさい・・・!!」その足元で蹲る小さな女の子。手にはひとつのリンゴが細々と収まっていた。『万引き・・・か』昨今、アラド大陸でのモンスターの荒れ具合は異常で、大人たちが退治へ繰り出された後、二度と帰らぬ身となってああいった身寄りのない子供が出てくるのは当然といっちゃ当然だった。まあそのためにあいつが孤児院を…「前もうちの店はやられたんだ!!!もう今回はゆるさねえぞこのクソがあぁぁ!!!」アタシが物思いにふけっている間に、どうやらその店の主人の沸点はとうに大気圏を越えていたらしい。「ひっ…!!!」体を強張らせる女の子。っておいおい…あのおっさんまさか「うらぁぁ!!!」ガァン!!「あうっ!」蹴りをいれやがった。すでにぼろぼろなその無垢な存在に、あのおっさんは何をした「てめえこらぁ!!!!っにしてんだよ!!!」体が動いていた。一瞬で肉体は街中での臨戦態勢へと以降してしまっていた。そのおっさんを軽く超える怒号を撒き散らしながら、アタシはその少女の前へと向かう。――――――「おいしいっ…はむはむっ…」「そんなわざわざ噛まなくてもいい。ゼリーだぞおい」「ううんっ、味わって食べるー…」「…好きにしろよ。まったく――」面倒くさいことになってしまった、というのは心の中だけで呟いておいた。あの後。どでかくメンチを切って、つい、本当につい、ほんのちょこっとだけ本気で殴ってしまったおっさんは『てっ、てめえが保護者ならこの代金は払ってもらえるんだろうなぁ!?』と、汚らしく唾を撒き散らしながらアタシに吐き捨ててきたのだった。『だからガキは嫌いなんだよ…』続いて心の中で悪態をついておく。「本当にありがとうお姉ちゃんっ…」「…んんー。まあ気にするなよ」いや、そんな笑顔を見せられたらいくらアタシでも少し心が緩んでしまう。「んじゃ、姉ちゃんは金稼ぎにゴーレム倒してくっから」「えっえっ…?あんな危ないとこに・・・」照れ隠しなんてもんじゃないが、早々に約束の代金を調達しようと腰を上げる。「いいから黙ってここで待ってろ。すぐ戻るから」「で、でも…」「うるせえな!いいからまってろっつってんだよ!」「ひっひうっ…」縮こまる少女。しまった、これじゃあのおっさんと変わらねえ。「…悪い、ほんとすぐもどるから」言い、アタシはオレ曲がるとの待ち合わせ場所に赴いた。―――――――――………………『お姉ちゃんっ…!!お願い…!!』『でっ……できるわけねえだろ!!?なんでアタシが…おまえを…!!』『早く…こんなの他のみんなに見られたく…な………ウギョエエエエ!!!』『んなっ…!!』『ハヤ”ク”…オ”ネ”エ”チ”ャン”…!!!!!』――――――――――「……っ」タッタッタと、早足で駆ける音が交差する。ゴーレムの巣窟へ赴いたアタシとオレ曲がるは、その最深部へ突入する間近だった。「…どうした?」「いや…。なんでも」表情こそ伺えないが、その声はアタシを心配してるものだとわかる。さっきのガキのせいで余計なことが頭をよぎってしまった。「…なら、行くぞ。何を急いているのかは知らないが、お前の呼吸には合わせておこう。」「アタシは別に…いや、そうしてくれ。」静かな敵線突入は、そのまま進行することとなった。 ――――――――「V,U,T…!!」どおおん。と、オレ曲がるの時限爆弾が炸裂する。「ッらぁぁぁ!!」アタシも続いて猛毒を含んだ爪をゴーレムへ貫く。よし。これはいける。あいつの援護のタイミングは完璧でアタシも絶好調だ。見ろ、よろめいたあのゴーレムの姿と、その傍らにいる少女の姿…を…「…えっ!?」ここの主である知能をもったゴーレムの傍に、隠れているつもりなのか。岸壁の隅には先ほどの少女が身を潜めていた。「おい!おま…」言うには遅すぎた。ゴーレムは少女をアタシ達側の生き物と判断し、その身を拘束しはじめた。「きゃぁぁぁ!!!!!!」軽々と掌の中へ少女を軟禁し、こちらへ向き直ったゴーレムはこれ見よがしにアタシ達へ無言の交渉を始めるのだった。「バッ…おまえ何しにきてんだよ!!?」「お姉ちゃんのことが心配…で……ぅぐっ…あぁぁああ!!!」余計なことを喋るなと、ゴーレムが手に力をこめる。うかつに動くことはできなかった。隣にいるオレ曲がるも、最後の時限爆弾を引っ込めた。「なっ何が心配だ…っ!!おまえがどうこうできる場所じゃ」「初めて守ってくれた人なんだもん…!!」アタシの剣幕を覆いつくすように、少女は声を張り上げた。全ての事象はその一言で打ち消された。「ずっとずっと一人でいた私に・・・お姉ちゃんが来てくれて…うれしかったんだよ・・・!」あ―――「お姉ちゃん…ごめんねこんなことになっちゃって。でももう私は思い残すことはないよ」やめて―――「最後にとってもいい思い出ができたの。ぐっ…!!ぁぅ…!!」お願いもう―――「お姉ちゃんの邪魔になるのはやだよ…!だからこのままこいつ…を…!!!」イヤ…!!!―――「お姉ちゃんっ…!!お願い…!!」『お姉ちゃんっ…!!お願い…!!』「いやぁぁぁぁ!!!!!!」―――――――――アタシがあの子を殺しました。めぐみがあの時言った、「最近あの子の元気がなくて」という言葉を、もっとちゃんと受け止めていればよかったんです。その子は、少しずつ怪物になってしまう病気。魔術の村からやってきたその子は、ヘルなんとかっていうモンスターに襲われたそうです。騒ぎが収まったころ、その子の両親は死んでいました。それにいつもよくしてくれた、そのときちょうど25歳を迎えたという銀髪のお姉さんまでいなくなっていたらしいです。名前はなんていったかな。 ※※※ だっけ ?いまとなっては気にすることではないです。そのときに感染してしまったその子。アタシはその子が好きでした。とても。でも。秒刻みで変わっていくあの子は、アタシにその身を滅ぼしてほしいと懇願してきました。そして―――――――――――「SET,Tempester――!!!」アタシの少し後ろにいたオレ曲がるから声が発せられた。彼は静かに強く、その音は細胞の歯車を急速に走らせていく。光が走る。アタシの頭上を光速で駆け抜けていき、彼から生み出された機械の巨神はゴーレムへと向かっていく。「ガッ…!!!!」その口から血潮を吐き出した彼。そして、血の色は赤ではなく――「…行け!!繰り返すようなことなんかじゃないだろうが!!!」と、自身の『レベル』を超えた技を繰り出した本人はアタシへ向き直った。目の前では巨神がゴーレムの動きをとめていたのだ。アタシは―「…う、うあああああああぁぁぁ!!!!!!」――――――――――………………「いいのか、中に入らなくて?」「いいんだよ。めんどくせえ」アタシ達はめぐみの孤児院からすこし離れた所にいた。――――ゴーレムを撃破し、…一応、約束していた金もおっさんに払って晴れて自由の身になった少女。行く当てもなさそうなので、『知り合いのいる孤児院に連れてってやるよ。…アタシなんかよりも優しい姉ちゃんがいるから安心だぞ』と、少女に説いた私に『うんっ。でも、ちくBドル姉ちゃんもいっぱいいっぱい優しいんだもんっ。』なんて、太陽みたいな笑顔で言いやがった。『本気か、お嬢ちゃん。この女はすぐ手を上げるわ声張るわでもうな。』『るせえぞ』ごん、と憎まれ口を叩くオレ曲がるのわき腹に肘を入れる。『ほら、この通りだ』まだ続けて言いやがる。『あははっ、…お姉ちゃんもお兄ちゃんも、絶対遊びにきてよねっ』輝き続ける太陽が、アタシ達に言う。『…気が向いたらな』アタシはそう返した。………――――「…で、いつ気は向くんだ?」「さあてねえ…」言いながら、アタシはポケットから手紙を出す。『いつかまた一緒に―――ちくBドルちゃんが自分の事を許せるようになったら。子供達みんなと笑いながら過ごせるといいね』今度は最後まで読んでみた。心は、とても健やかなままだった。「案外、割と早く向くかもな」――アタシは、最初から一人なんかじゃなかったんだ。
だめだwwwwwwwwwwwwwwwwハイパー短くしたつもりなのになんだこりゃあああああああああ
やべー、ちくBドルさんゴーレム行こうぜwやべー、26だけどテンペスター出せるようにならないとwやべー、血の色も(ryそして←のwwwww画wwwwww像wwwwwww
左の彼女はクチュクチュとゼリーを頬張ってたあの女の子(n'ω'n)将来有望ですね(´ω`)
泣いた・・wてか、メカニックってかっこいいなwオレ曲がるかっけぇwwwそしてwww←www
ま、たまには普通の掲示板っぽいこともね。つうわけで無事デスペラードっすヾ('∀')ノすまねえBボスの真っ最中で返信できなかたwww顔文字見切れてる、見切れてるよ!
「ここからじゃ。ここからじゃよ。 全ては、ここから───」その鍵で、世界の最果てを見させておくれ・・・・。
だwwwwwwwwwwwれwwwwwwwwwwwww
じいさんだwwwれwwww
青いフリンジスカートを入手!あと残すは・・・・レッドハートイヤリング・赤いフリンジシャツ・ディープレッド魔女帽子なんという赤赤いフリンジシャツは今日見かけたけど、3Mってどういうことですかwwwそれから、やっと念願のLV35です。育ててくれてありがとー>ヮ<☆水マダー?(↓すいやせん、パッと探して見つかったのがこれなんです><)
俺は信じる…!
←わらうしかねぇwwwwwwwwwwww
舞う。それは人の思想など届かぬところで、自らの存在を示すようにゆらゆらと舞い続ける。透き通ったその姿は、日常のしがらみなど忘れさせるようにただ颯爽と踊り狂「踊り狂わない。何言ってるのさっきから」「あっ」言われ、その指から氷の呪文を弾き出し俺のくわえていたタバコの灯火を消してしまう。「何をする。せっかく今まさにエクスタシーの高みへと昇っていた最中なのに」「そういうのは一人でいる時にどこまでも昇り詰めて。私がその煙苦手なの知っているでしょう。」ぷんすかと頬を膨らませているレイソールは、その元素の力をこうやって無駄なことに使っているのだった。まったくもう、と呟きながら椅子に座りなおす。「わかったよ。んで何の話だっけ」「痴呆かアンタは。最近、アンダーフットに私達の知らない全く別の生物が出現したって話をしてた。」心底呆れたような表情で言葉を連ねていく。「ああそうだったね。いやまあ、普通のおっさんもいれば意味わからない黒妖精とかいう人達もいたりするんだし、今更騒ぐことでもないんじゃないの?」「意味はわかってあげなよ。まあ生物に関してはそう思うのもわからなくも無いけど、…もう根底から違うの。」一転して今度は困った表情を見せ、「言語が、通じないの。意味わかんない黒妖精や天界人の言葉もほとんど共通なのに、…その生物だけ違う言葉を話すの。」と、つなげた彼女。おまえも意味わかってないのな。「ふうん…?まあ俺も最初、アラド大陸に来たときはここの言葉はわからなかったけどな」「えっ?」 コンコンころころと表情を変え、今度は驚きという面を見せた少女と同時に、宿の一室であるこの部屋の扉がノックされた。「失礼、忘却心中だ」扉の向こうの声は俺達のよく知ったそれだった。「ん?おっちゃんか、どうぞー」俺の声に反応し、扉が開かれる。「彼女に言われたとおり、アンダーフットへ偵察に行ってきた。」備え付けの椅子に腰掛けながらおっちゃんは呟いた。「ご苦労様です。心中さんの退魔と式神の力があれば、あの言葉の意味もわかると踏んだんですが」「ああ。アレは人の形をしていて私の退魔の力は反応しなかったが、式神は言語の隔てなど無いからな。その能力を果たしてくれたと思う」「さすがです。」あ、俺置いてけぼりにされてる?「んん?レイソール、おっちゃんにその生物の事調べてもらってたのか?」「うん。私はこういうの専門外だから、心中さん達にひと肌脱いでもらったの。」と、おっちゃんの後ろにふよふよと浮いている精霊の頭を撫でながら少女は言う。「私の式神の力がちゃんと働いていればいいのだが。何分慣れぬことでね。」「いや、おっちゃんの式神なら絶対信用できるだろ。なあ?」「もちろん。」レイソールと二人で頷き合う。「…ありがとう。では、私が得た情報を話しておく」―――――事の概要はこうだ。つい一週間ほど前から、アンダーフットの洞窟の奥地に、生気を失ったように佇む人影が現れた。俺達の及ばぬ言語を口ずさみ、特に危害を加えてくるわけでもないが何の対処もしようが無く、冒険者達が困惑してるとのこと。おっちゃんによるとその人影は女性の形をしているらしい。―――――「なるほど。明確に俺たちを襲うレイスとかの方がまだかわいげがあるってもんだなあ」おっちゃんの説明を受けた俺の感想だった。「ふふ、それもそうだな。とりあえず、その奇怪な言語を式神に記憶させた。聞いてみてくれ」おっちゃんは俺とレイソールに向き直り、その退魔師としての力を発動させた。耳を傾けてみる。………………『なんで…どうして…?いやだよ……一緒に東京に、帰りたい…』―――――「…っ!?」がたんっ、と椅子を滑らせる音が聞こえた。いや、これは俺が発生させたものだ。「ど、どうしたの?今のが聞き取れたの?」次いで慌てた表情を見せたレイソール。「…すまない、やはり私の力では…」「いや、さすがおめ子ちゃんだよ。よくやってくれた」言いながら立ち上がり、扉へと駆け寄る。「ちょ、ちょっとどこに行くのっ!?」「すぐ戻る」そのまま扉を開け、駆け足でアンダーフットへと向かった。――――――「ぜぇっ…ぜぇっ…!」さすがに単身で乗り込むのは厳しかったが、なんとか奥へたどり着くことができた。熱くなった銃身と体を冷ましつつ、視線を前へと向ける。『帰りたい… 嫌だよ…』「……」確かにいた。確実に質量を認めさせるその体は、どこか生気に欠けていてそこに在るということを否定している。…当然だ。《俺達》は、この世界の住人じゃないもんな。―――――――極東の島、日本。その中心部と同時に首都とされる東京という街があった。男の生業は、殺し屋。なにを常識はずれな、などと思う人も多いだろう。しかしあるところにはあって、いるところにはいる。それだけのことだった。『あの男は銃でできている』そう、同業者に言わせるほどに男は卓越した感覚と実績を持っていた。それほどのものを持ち得るには、世間にありふれた日常などとはより遠く、そして一生手に入らないということは男も理解していた。そんな男に、さも当たり前のようにありふれた日常を与えたのは彼女だった。馴れ初めなどどうでもよかった。道端で一目惚れをした、などでもそれは十分である。ただお互い愛し合い、求め合っただけ。男はいつしか生業を捨て、女に尽くすようになる。折、二人で遠くへ旅行へ行こうという事に。その先に男は一生涯を賭け彼女を愛するということを伝える決心をしていた。ポケットには2つのリング。今までの何よりも重いと感じるそれを持ち、二人でその場所へ着く。そのとき男にひとつの連絡が入った。こんなこと、当然だと頭でわかっていた。あの生業から、なにもせずに堅気に戻るなど不可能だと。『女を殺せば何も無かったことにしてやる』携帯から発せられた声は、そう無機物に言う。当然、当然当然。こんなもの、そこいらの少年に殺し屋の最後を描けと言えば表現されそうなレベルの結末。そんなものが実際に起こった。この連絡が入った時点でこの場所は、すでに何百という《元》同業者で溢れているんだろう。――――――「どうしたの?」彼女が首を傾げながら呟いた。時間などあと数秒ほどしか猶予がないだろう。「無理だ。悪い、さよならだ」ぴしゅ。静かに護身用の拳銃の引き金を引く。矛先は自分の脳天へ、最後の音はとても小さく惨めに聞こえた。依頼のない一般人には法がある限り手は出せないはずだ。結局、元生業のルールにすがる。そんな、美しくもなんともない男の結末だった。―――――――『なんで…どうして…?いやだよ……一緒に東京に、帰りたい…』「……」気の利いた一言も言ってやれずそのまま地に伏せた俺へ。彼女の時間はあそこで止まったままなのだろうか。こんな果てしなく遠いところにいる俺を追ったその心は、あの時のままの君の形を成してまで俺を探していたのだろうか。『おねがい…一緒に…』「そうだな。忘れ物があったんだよ俺も」言いながらポケットに手を突っ込み、汚れにまみれた小さい箱を取り出した。記憶を掘り出しあの時言うべきはずだった言葉を。………『どうか、これからもずっと俺と一緒に過ごしてください』なんて、2秒で考え付くような言葉を。『あ…う…』彼女は嬉し泣きをしながら受け入れてくれるのだ。――――――「準備できたー??」私の古くからの友達はパソコンの前でキーボードをかちゃかちゃと鳴らしそう言った。「うん、できた」同じく私もかちゃかちゃ鳴らしながら友達に同意した。「アラド戦記ってどんなゲームなんだろうね」「ううむ。まあハンゲだからちょっと不安かもねっ」あはは、と笑いを付け加える友達。「んん?なにー?その指輪。かわいー」笑顔の友達は一転して私の左手、薬指にしっかりとはめられている指輪に視線が移った。「…うん。とっても、大事なものなんだ」「…!薬指…だと…!?おk把握しますた('∀')」えっ、と息巻いている私をよそに、友達はもうパソコンに向き直っていた。「あ、インスコ終わったね。キャラどれにしよっかなー」モニターとにらめっこをはじめる友達。わ、私ゲームはあんまりわかんないんだけど…「あっ、このメイジっていうのかわいーっ。私これにしよー」友達は自分のキャラクターが決まったようだった。私も画面へと目をやる。……「…あ」私の目に止まったのは、ガンナーという職業のキャラクターだった。「ん?それ使うのー?」「うん、そうしようかな」決定ボタンを押す。「んじゃ名前きめちゃおー。ねねっ、ギルド作ろうねっ」またよくわからない単語に私はぽかんとしてしまう。そうこうしているうちに私のパソコンも名前の入力を求める映像になっていた。私は。《チャイルド鍵》と、そのキャラクターに名前をつけた。大丈夫、もう私は――――――――「ただいまーっと」言いながら扉を開け、中に入「ごっ!!?」瞬間、俺のあごに衝撃が走った。「どこ行ってたの、物騒な話の最中にいきなり飛び出して!みんな心配してアンタを探しに行ってたんだよ」珍しく怒鳴っているのは、両手に杖を構えたままのレイソールだった。君、ナイトホローなんてなくても相手異次元に送り込めるよ。「いや、わるい。でももうその謎の生物とかいうのはいなくなったよ」「…そう。ん?なにその指輪」やっと杖を降ろしてくれたレイソールの視線の先にはあの指輪が。「んあ?たっけえぞーこれは。給料3ヶ月分だしな」「給料?何わけのわかんないことを。とりあえず、責任とってみんなを収集してよ。一応マスターなんだから」相変わらずぷんすかと怒る少女。もう宇宙犬あたりにバトルメイジの修行でもつけてもらえばいい。「マスター、ねえ。まあしゃあない、いこうか」――――生きている、という定義を証明することができない人間が、いつまでも一緒にいる、という定義なんぞ証明できるはずもなく。だから、「俺と君は、ずっと繋がっていられるんじゃないかな」「私と貴方は、ずっと繋がっているって信じているから」なんて、勝手に思い込むのも大いにアリなんじゃないかね。さ、行くか。みんなが待っている。――俺達はもう、一人じゃない。
さあ、ギルマスだけに最長です!「エターナルガンナー」葉との関係が気になるところ!感想はこの一言に尽きます!テラ日本wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ゲーム、ウォンバイレイソール/^o^\
あつすぎるwwwwwww痴呆wwwおっちゃんwwwwwがちむちかっこいいなぁ・・w「エターナルガンナー」葉との関係たしかに気になるwwww
激動の第二章、いっくよー^p^
おかげさまで、・緑のフリンジブーツを、側室に迎えることができました。これにより、あべひろしの名前が少しパワーアップしたようです。引き続き、・ディープレッド魔女帽子・レッドハートイヤリング・赤いフリンジシャツ・青いフリンジスカートの誘拐にご助力いただけると助かります。そして話は変わりますが一言申したい。アライ戦記プレイよりも、この掲示板のほうが楽しみなんだ。もはやこの掲示板のためにアライしてると言ってもカゴンではない。そこで私は……一日一話を要求するッ!……等とはとても言えない。そして↓にニーラレヴァ完成予定図を用意した。やむをえない事情で、ニーラレヴァのストーリーを書くことになったら、この図を参考にして下さい☆センスが悪い?私はどちらかというと団扇だからいいんだよ。……まあ、高額が確定してるノーブレス玉結いとか、露天で未だ見たことのないディープレッド魔女帽とか、予定変更は大いにアリエールティッシュペーパーだぜ☆
まじ見かけない度はんぱじゃないんすけどwwwwwwwwwwww