人間馬の口には轡(くつわ)が嵌められて、それに繋いだ手綱を引かれ女王様に乗馬されます。右へ手綱を引けば右に回り左へ引けば左に回ります。両方の手綱を引けば止まります。進めの命令はお尻を乗馬鞭で叩かれ、さらに鐙に掛けた両足に付けている拍車で腹を蹴られます。人間馬への命令は言葉ではなく手綱や乗馬鞭や拍車で命令されるのです。また鍵の掛かる首輪と鎖に繋がれ馬小屋の檻の中で飼育されます。