戦艦大和の姉妹艦である、戦艦武蔵の艦名と最期を知るのはミリタリーファンだけで、一般層からは忘れ去られた存在と言えるだろうなー。今から10年前の2015年に、故・ポールアレン氏らの海底探査チームが、シブヤン海の海底に沈む武蔵の姿を戦後初めて発見し、全国ニュースにもなった事によって少しは脚光が当たったかもしれない。武蔵の最期について、「火薬庫や機関室といった重要箇所のみを重装甲で防御する集中防御方式にするのではなく、艦の重量増を招いてでも全周防御方式にしておけば、武蔵はシブヤン海で沈むことはなかったのでは」といった感じの論評を過去目にしたことがあるけど、米艦上機の大群で大空が覆われているにもかかわらず、味方戦闘機の護衛はゼロという最悪な状況の前では、どんな防御方式にしていようがアウトだっただろうな…。
赤木「感情的になるな……………。まだ何かを成し遂げたわけじゃない。なぜこんなことを思い出している バカめ」