帝国陸軍の軍旗(連隊旗)は、部隊が新たに編成されたときに、皇居に出向いて天皇陛下から直接授かるものであったので、連隊旗は「天皇陛下からの下賜品」であるとして、完全に物神化していたのは有名な話ではある。しかし帝国海軍の軍旗(軍艦旗)は、単なる「艦の備品」でしかなく、「傷んできたな。そろそろ取り替えるか」位のものであったというのは、昨日の話にある通り。同じ国の軍隊の旗であっても、陸軍と海軍では意味付けが全く違っていた訳だなー。