日本人の学者が、米国人の学者達に対して、「日本人の戦争観」を語ったときの話が興味深い。「日本人は戦争を、絶対にあってはならない事態と思っており、明日から戦争だ、などと聞くと、この世の終わりが来たように考える」と話したところ、米国人学者達は皆驚いて、「日本人とはそこまで理想主義的な民族なのか」と言っていたとか。平和を愛する心は、日本人も欧米人も変わらないけれども、欧米人は「いくら手を尽くそうとも、やむを得ず戦争が起きる事はある」とドライに割り切っているという事だろうな。