北海道で育った子供の頃隣の席だったかおりちゃんという女の子当時は大人しくて目立たない眼鏡っ子だったけれど、今思えば、大人になった今はさぞ美人さんになっただろうなという顔立ちの女の子でした冬場の北海道といえばタイツ天国でも、当時は昨今のような黒タイツは少数派で、紺のタイツの子は毎日紺、肌色のタイツの子は毎日肌色というように、まるでテーマカラーのように穿いてくるタイツの色が決まっていましたなかには同じタイツを何日か穿きまわしていた子もいたんじゃないかなぁで、かおりちゃんが穿いてくるのは茶色のタイツ隣の席ゆえ、ある日女の子同士の会話が聞こえてきて、「かおりちゃん、タイツ何枚(穿いているの)?」と聞かれたかおりちゃん恥ずかしそうに指を2本立てましたそうかぁかおりちゃん、タイツを2枚重ねで穿いているのかぁだったら下に穿いている方のタイツが欲しいなぁと思ったら興奮が止まらなくなりましたその日、休み時間にスカート捲りごっこでじゃれ合っている最中に、どさくさに紛れて嗅いだかおりちゃんのお尻は、ほんのりウンチとおしっこが入り交じったような臭い以来、大人になっても、茶タイツは臭いというイメージが付きまとっていますその後春が来て、かおりちゃんが穿いてくるタイツも1枚となり、川に行く校外学習でタイツを脱いだかおりちゃん学校に戻ってもタイツは穿かずに、引き出しのない机の下に入れたまま欲しいなぁとじっと見ていると、「ねぇ、何見ているの?」と不思議そうに聞かれましたっけ
かおりちゃん今はどうしているのかなぁかおりちゃんも、今はお尻2本線の茶タイツではなく、パンスト型の黒タイツを穿いているんだろうなぁ