長い髪をかきあげてひげをはやしたやさしい君はひとりぼっちで ひとごみを歩いていたネさよなら ぼくの ともだち夏休みのキャンパス通りコーヒーショップのウィンドの向う君はやさしい まなざしでぽくを呼んでいたネさよなら ぼくの ともだち息がつまる夏の部屋で窓もドアも閉めきって君は汗をかいてねむっていたネさよなら ぼくの ともだち行ったこともないメキシコの話を君はクスリが回ってくるといつもぼくにくり返し話してくれたネさよなら ぼくの ともだち仲間がパクられた日旺の朝雨の中をゆがんで走るやさしい君は それから変ってしまったネさよなら ぼくの ともだちひげをはやした無口な君が帰ってこなくなった部屋に君のハブラシとコートが残っているヨさよなら ぼくの ともだち弱虫でやさしい静かな君をぼくはとっても好きだった君はぼくのいいともだちだったさよなら ぼくの ともだちさよなら ぼくの ともだち過去は過去として、美しくもなくあがいていた自分と向き合う。そして、さよならを言う・・・さよなら、僕のともだちさよなら、僕・・・