これまた4stキャノピーの症例です。堤防道路やバイパス道などで巡航中にエンジンチェックランプが点灯して回転数が落ち、速度が30〜35キロくらいしか出なくなる。停車してキーを一旦オフにしてから再度オンにしてエンジンを再始動させるとまた調子良く走るが、ある程度走行するとまた同じ症状が出る。こういった症状の修理が最近多いです。原因はほとんどの場合はラジエターキャップ不良です。次に多いのはサーモスタット不良で、どちらも新品交換で対応になります。上記症状が出始めたばかりの頃ですと駆動系OHで症状が改善される場合が有りますが、これは駆動系部品が新品になる事により走行中のエンジン回転数が低くなり、その結果温度の上昇が症状が出る前までしか上がらないからです。