2stキャノピーと違って4stキャノピーはエンジン部のOhに時間が掛かります。業務で使われている事が多く、2〜3日使わずにバラして・・・なんてのはなかなか出来ませんが、主に排気バルブ周辺にカーボンがよく溜まります。症状としては・アイドリング時にちょくちょく息継ぎする感じがある・最高速度の低下・燃費が通常よりも悪い・信号等で一時停止しようとするとエンジン回転の低下と同時にストールする等です。改善策として一番良いのは当然ヘッド廻りのOhなのですが、簡単な方法(延命処置ですが)としては泡状のキャブクリもしくはエンジンコンディショナーです。プラグを抜き燃焼室を泡でいっぱいにします。プラグで蓋をして(2〜3巻きしめればOK)キックレバーをゆっくりと1〜2回回す、この作業を3回くらいやりプラグを本締めします。5〜10分ほど放置後にエンジンを始動させて白煙が無くなるまで軽く走らせます。するとバルブ周辺に付着して圧縮低下の原因になっていたカーボンが除去されて快適に走るようになります。