マロを組んでからというもの焼きつきや抱きつきに悩んだり抱きつきが怖くて気持ち良く全開出来なかったりしてませんか?全開して焼きついた時用に予備シリンダを常備したり遅くても被り気味で焼きつく心配の無いセッティングにしたりなんて状態の人って多いですよね。ジャイロのチューニングをご自身で弄って遊んでるのって楽しいですよね。でも焼きつきの心配と背中合わせだと結構心が折れることも多いかと思います。ボアを広げると排気量が増えてトルクアップして速くなります。でもレース用シリンダーキットを公道用車両でトラブル無く使うには色々な面で大小はともかくリスクが伴うのも事実です。じゃあ逆にボアを広げずに楽しんだらどうでしょうか?エンジンチューンの基本としてストロークに対してボアが広ければトルクが出ますが、ストロークに対してボアが狭いのはどうでしょうか?答えは高回転型でレスポンスの良いエンジンになるんです。車重と空気抵抗の大きいキャノピーでも純正シリンダベースの49ccでも弄っていくとトラブルフリーでMAX75キロとかも出来ます。一般公道で出せる最高速は60キロですので、75キロ出る車体でしたら十分な加速が出来ます。(ちなみにX・UPでしたら80キロオーバーです)シリンダは純正ベースのポート加工までであとは吸排気と駆動系で弄って遊んでて仕様によって速くなったり遅くなったり・・・でも焼きついて止まる心配なく走れれば遠出も出来ますよね。「なぁ〜んか最初の頃は楽しかったけど最近は焼けるのが怖くて何だかなぁ〜・・・」なんて思ってるアナタ、小馬鹿にしないで今一度純正シリンダで楽しんでみると楽しいかもしれませんよ。
いつも勉強させてもらってます。確かにマロを組んでからは抱きつき/焼きつきが怖くて最高速もどのくらい出るか試せないでいます・・・。ボア・ストロークの関係は逆じゃないでしょうか?ロングストロークはトルク型でショートストロークが高回転型だと思うのですが・・・。一度でいいから気にせず全開走行をしてみたいですよ〜
>>ロングストロークはトルク型でショートストロークが高回転型基本的には正解です、ですがそう設計されていればって事もあるんです。あとジャイロの場合はいくら回したとしてもせいぜい11000回転ですよね。これはシリンダとピストンとのクリアランスや、一次圧縮値やクランクのカウンターウエイトの形状とかにも要因が有って、現実的にはボアを広げて対ストローク比でショートストローク化=高回転仕様とは言えないんです。