F-16がウクライナ軍に多数供与されて、活動するようになれば、ロシア軍は手こずる場面が増えるだろうけど、戦局打開の特効薬とまではならないだろうな…。世界戦史を振り返ってみても、新兵器や新戦術の導入、作戦構想の見直しとかをしているだけでは、不利な戦局が好転する事はまず無い。やはり外交情勢の激変が起きない限り、戦局挽回は厳しい。フリードリヒ大王の「七年戦争」がそうだったように…。
「多様性」という言葉も結構曖昧なものがあって、様々な解釈が可能だろうけど、一言で表現すれば、「貴方と、私は、違うのだ」という現実に耐えられるかどうかという事だろうな。まぁこれは定期的に言っていくつもり。
「ロシアの戦車はあと一年で枯渇する」とのニュースを目にしたけど、いつまであの手の話を出す気でいるのやら。ウクライナ戦争が勃発した当初から、「近いうちにロシア軍は戦力が枯渇して継戦困難に陥る」みたいな情報が次々と出回っていたけど、全てデマだったからな。もし本当にロシア戦車はあと一年で枯渇するというのであれば、ロシア軍に物凄い焦りの色が出るようになって、最後の一手を打つ必要に迫られてくる筈だけど、現状そのような気配は見られない。戦力枯渇の話をするのであれば、むしろウクライナ軍の方がヤバイ。前線兵士の平均年齢が40歳位にまで上昇しているとか、マジでシャレにならない…。
湾岸戦争のときは、ペルシャ湾内に入って行ったのは通常動力空母だけで、原子力空母は湾外から作戦に参加していたっけ。やはり万が一の事態を恐れていたんだろうなー。
ドイツ国防軍はドイツ国家の正規軍、即ち「国軍」であるのに対して、武装親衛隊はヒトラー個人に忠誠を誓って、ヒトラーの敵と戦う「ヒトラーの私設軍隊」、と以前に書いたけど、第三帝国時代の価値観で言えば、「国家とはヒトラーの事」とされていたからなー。そう意味では、ドイツ国防軍も武装親衛隊も「ヒトラーの軍隊」であり、本質はそう変わらないのかも。
「武器を使用するのを厭（いと）う者は、それを厭わぬ者によって必ず征服される」（by クラウゼヴィッツ）
今の米海軍空母はニミッツ級空母10隻とジェラルド・R・フォード級空母1隻の、計11隻。冷戦時代の末頃は、同時に15隻位が就役していたそうな。空母の隻数は今は下がったとはいえ、空母戦力は昔よりも現在の方が上と言える。冷戦末期頃の15隻は、通常動力空母と原子力空母が混在していたのに対して、今は11隻全艦が原子力空母だからなー。
ウクライナ軍の反転攻勢は事実上の失敗…。ウクライナ国内でも落胆の声が上がって、政府、軍、国民の間の団結もやや揺らいでいるみたいだな。防御を固めたロシア軍は伝統的に強い。昔の独ソ戦のときも、「ソ連軍の奴らは、防御陣地の築き方が巧妙で手強い」とドイツ国防軍は評していたからな…。
「死んでも祖国のためにならない。敵を倒すことが祖国のためになる」（by ジョージ・パットン将軍）
やっぱティーガーやパンターといった強力な戦車の、実際の発砲音やアクションの数々はド迫力。モノクロ映像をデジタル彩色する事によってよりイメージが湧きやすい。0：04秒の場面で、ティーガーの砲撃を受けて派手に大爆発しているのは、多分ソ連軍のT-34中戦車だろうなー。
最近は刀剣甲冑といったサムライアートの世界にのめり込むようになったからなー。ミリタリー方面の興味が大分薄れてきたけど、それでも細々とミリタリーログも進めてはいく予定。