一 すべての人びとをひとりのこらずその苦しみから救おうというのが、阿弥陀仏という仏の特別の願いであり、誓いである。その大きな願いに身をゆだねるとき、人はおのずと明日のいのちを信じ、念仏せずにはいられない心持ちになってくる。そして「ナムアミダブツ」と口にするその瞬間、わたしたちはすでにまちがいなく救われている自分に気づくのだ。この阿弥陀仏のたてられた誓いに、差別はない。その約束は、老人にも若者にも幼子にもなんの区別なく、また世間でいう善人、悪人にも関係がない。ただ一つ、ひたすら信じる心こそ大事なのだとしっかり心得なさい。阿弥陀仏の本願というのは、この世で悩み苦しみ、そして生きるために数々の罪を犯しているわたしたちをたすけようという、真実の願いからたてられた約束である。その約束を信じるならば、ほかのどんな善行とよばれるものも必要ではない。念仏、すなわち仏の誓いを信じその願いに身をまかせてナムアミダブツととなえることこそ、究極の救いの道だからである。自分の愚かな心や、邪悪な欲望や、犯した罪の深さに怖れおののくことなどないのだ。阿弥陀仏のちからづよい願いと誓いの前には、その光をさえぎる悪などありはしないのだから。〜『私訳 歎異抄』 五木寛之(著) PHP文庫 P12〜14より〜
最近、朝寒いな〜。もう上着はいらないかと思っていたけど。
最近のCDTVでもCreepy Nutsの二人が出演していたなー。公開から2か月で再生回数1.2億回の大反響。確かにこのリズムは聴いていると癖になるものがある。
自分が仏教の世界に興味を持つようになったのは約10年前から。「いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ」のラインナップの中に、浄土真宗の仏教書である「歎異抄(たんにしょう)」が含まれており、それを読んだのがキッカケになった。興味のある人はご一読を。
修行者達「それでは欲望を捨てるにはどうしたらいいのですか?」お釈迦様「この世がつねにうつりかわる事を知り、正しくものを見 正しく考え 正しく語り 正しくふるまい 正しくくらし 正しくつとめ 正しい心を持ち 正しい道を進むことだ(※八正道)」修行者達「なんというすがすがしいお顔だろう…。あなたこそまことのブッダです。どうかわれわれを弟子にしてください!」
今日は公休の日ーw …さて、寝よっと。
世界三大宗教といえば、言うまでもなく仏教、キリスト教、イスラム教だけど、宗教学者によっては、「仏教は宗教というよりは、哲学に近い」と主張する人も。「この世の苦しみを乗り越え、やすらかな心で過ごすにはどうすべきか」という、あの世や来世よりも、「この世」での事に拘った教義の数々は、確かに哲学的と言える気はするなー。
ここはPNGデータもそのまま投下出来るのが良いなー。2006〜2022まで長い間お世話になったサイトは、JPEGデータにする必要があったからな〜
久々にまぶらほのOP観ていると、OP冒頭右下に「2003」の文字がw 流石に20年も経つと、もうすっかり「時代を感じる絵」になってしまったな〜